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心が奮い立つ「名言集」

疲れた時のイライラが落ち着く、優しい名言

仕事もプライベートも、いつも順風満帆とはいきません。思い描いた通りに物事が進まないこと、失敗を重ねてしまうこともあるでしょう。

 

「ちょっと疲れた」、「気持ちが落ち着かない」と感じる時は、頑張る自分を労わる優しい言葉が心に沁みます。

 

今回は、お疲れ気味の時こそ思い出したい、心温まる名言を3つご紹介します。

つらい経験を乗り越える力をくれる名言

『あなたは苦しんだ分だけ、深い愛の人に育っているのですよ 』

≪瀬戸内寂聴≫
作家・僧侶。1922年生まれ、徳島県出身。東京女子大学在学中に結婚。1950年、離婚を機に上京し、本格的に小説家を目指す。
1957年、「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞受賞。その後も、61年に「田村俊子」で田村俊子賞受賞、63年に「夏の終り」で女流文学賞受賞と、文学活動を通して高い評価を得る。
1973年、51歳の時に岩手県平泉の中尊寺で出家得度。以後も、精力的に創作活動を行い、92年に『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年に『白道』で芸術選奨文部大臣賞を受賞する。
70代に入ってからは、『源氏物語』の現代日本語訳に挑戦。1998年、76歳の時に全10巻を完成させる。その後も、2021年に99歳で死去するまで筆をふるい続けた。


作家として数々の賞を受賞し、晩年に至るまで筆を執り続けた瀬戸内寂聴さん。


自身の波乱万丈な恋愛経験、実体験を赤裸々に描いた作品が人々の心を掴み、絶大な人気を集めました。


一方で、51歳で出家してからは、全国の悩める人々の声に寄り添う僧侶として活躍。人生相談や月例の法話を通じて、多くの人の心を救ってきました。


そんな彼女は、人々を前向きな気持ちにさせる優しい言葉の数々を残しています。


中でも、心が落ち着かない時にじんわり沁みるのが、『あなたは苦しんだ分だけ、深い愛の人に育っているのですよ』という名言です。


大きな挑戦をしている時ほど、悩み、挫折を経験したり、つらいと思うこともあるでしょう。


しかし、そうした苦しい経験の数だけ感性が豊かになり、人として成長できます。そして、周りの人の苦しみに共感し、その痛みがわかる愛の深い人になれるのだと、瀬戸内さんは語ります。


物事が自分の思い通りにうまくいかず、苛立ちや葛藤を感じた時は、ぜひこの名言を思い出してみてください。

心がお疲れ気味な時に思い出したい名言

『小さな幸せをたくさん集めましょう』

≪清水雅≫
実業家。1901年生まれ、大阪府出身。慶應義塾大学経済学部を卒業後、欧米に留学したのち、1929年に阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)に入社。鉄道事業ではなく、立ち上がって間もない百貨店部の家具係を担当する。そこで商才を発揮し、阪急東宝グループ創業者である小林一三の目に留まる。
第二次世界大戦下の1940年代、百貨店の営業が困難になる中、経営を支える。1947年、当時の京阪神急行電鉄から阪急百貨店が独立。初代社長となる。
1957年、経営再建が課題となっていた東宝の社長に就任。のち、会長も歴任。東宝中興の祖と呼ばれた。その後も、68年に阪急電鉄の会長に就任するなど、阪急・東宝グループを中心に実業家として活躍した。


阪急電鉄や宝塚歌劇団、東宝をつくった小林一三に長年仕え、“阪急の大番頭”とも呼ばれた清水雅さん。


世界情勢が目まぐるしく変わる時代の中、阪急百貨店や東宝の社長を務め、たぐいまれな経営センスを発揮しました。


そんな彼が、日々の心構えとして大切にしていたのが、『小さな幸せをたくさん集めましょう』という名言です。


この名言は、著書『続・みやぎざれごと』で記された言葉で、『大きな幸せがそうたくさんあるとは思えません。たくさんの小さな幸せを身近に拾ってごらんなさい。大きな幸せになりますよ』と続きます。


目に見えた大きな成功や幸せを追い求めていると、小さな成功体験が「目標達成の過程にすぎない」と見過ごされがちです。


果てしない先のゴールばかりを見据えていると、心が満たされず、途中で疲れてしまいます。


そんな時は、ぜひこの名言を思い出し、身の回りのささいな喜び、幸せを見つけてみてください。


ささやかな幸せを集めていくことで、継続力やモチベーションが高まり、いずれ大きな幸せや成功を掴むことにつながるはずです。

ミスや失敗への受け止め方の指針となる名言

『過(あやま)ちて改めざる、これを過ちという』

過ちはだれでも犯すが、本当の過ちは、過ちと知っていながら悔い改めないことである

≪孔子≫
春秋時代の中国の思想家、教育家、哲学者。儒家の始祖。紀元前551年頃、古代中国の春秋時代の末期に、現在の山東省・魯の国に生まれる。幼くして父、若くして母を亡くす。貧しい生活の中でも、勉学に勤しむ。
青年の頃より、多くの弟子を受け入れて教育。「教え有って類無し」と説き、学ぶ意欲のある人に広く教育の門戸を開いた。弟子は3,000人に及び、そのうち優れた人物が70人余りいたと伝えられる。こうした教育を通して、後の儒家の発展に大きな影響を与えた。
50代半ばで魯を離れ、弟子たちとともに諸国を巡り、自らの政治思想を説く。約14年間にわたる諸国遊説を経て魯に戻り、晩年は弟子の教育や古典の整理・研究に力を注いだとされる。
紀元前479年頃に死去。その言行や弟子との問答は、弟子や後世の人々によって『論語』としてまとめられた。孔子の教えは後世に受け継がれ、中国をはじめ日本など東アジアの思想や教育、道徳観に大きな影響を与えた。


儒家の始祖として知られる孔子。その言行がまとめられた『論語』の一説は、今も日本の教科書でもたびたび取り上げられ、現代の教育現場でも指針となっています。


そんな『論語』の中でも、ミスをして落ち込んでしまった時、うまくできない自分にイライラしている時に思い出したいのが、次の名言です。


『過(あやま)ちて改めざる、これを過ちという』
(過ちはだれでも犯すが、本当の過ちは、過ちと知っていながら悔い改めないことである)



仕事でもプライベートでも、時に、間違いを犯してしまったり、失敗してしまうこともあるでしょう。人によっては、ミスをしてしまった自分を何日も責め続けたり、逆に、失敗を受け止めずにすぐ忘れようとすることもあるかもしれません。


しかし、人間は誰しも間違えることがあり、ミスをすること自体が本当の失敗というわけではありません。


「どうしたらそのミスを防ぐことができたのか」「どう次に活かすか」を考えないことが失敗であり、再び同じ過ちを繰り返すことにつながります。


失敗をして心が落ち着かない時は、この名言に倣い、「いつでもやり直せる」という前向きな気持ちを持ちつつ、その失敗を将来に活かすことを心がけると良いでしょう。





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