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心が奮い立つ「名言集」

人生を楽しむヒントをくれる!絵本作家・佐野洋子さんの名言

唯一無二の独特な感性と評され、多くのファンを抱える絵本作家・佐野洋子さん。

 

「生きるとは何か?」をテーマにした作品が数多く、たくさんの気づきと学びを与えてくれます。

 

そこで今回は、人生を楽しむヒントとなる彼女の名言を厳選してお届けします。

“自分らしく生きること”を応援してくれる名言

『ただ息をしていればいいのかというと、人生の質というものもあるじゃないですか。それを、何よりも命が大事だというのはおかしいですね』

≪佐野洋子≫
絵本作家、エッセイスト。1938年、中国・北京出身。幼少期、戦前戦後の動乱の中で、大陸引揚者として山梨、静岡に移り住む。兄をはじめ、幼い頃に次々と肉親の死に触れ、その時の経験が死生観に大きな影響を与える。
1962年、武蔵野美術大学デザイン科を卒業。1966年からベルリン造形大学でリトグラフを学ぶ。1971年に『やぎさんのひっこし』で絵本作家デビュー。その後、『すーちゃんとねこ』、『おじさんのかさ』で注目を集め、1977年に代表作であるロングセラー作品『100万回生きたねこ』を刊行する。その後も絵本のほか、『私はそうはおもわない』、『ふつうがえらい』『神も仏もありませぬ』、『シズコさん』などの多くのエッセイも手掛ける。2003年には紫綬褒章を受章。


日本の近代童話の中でも群を抜くロングセラー作品『100万回生きたねこ』。その作者である佐野洋子さんは、自身の体験によって培われた鋭い感性で、世代を超えた多くの人々の心を掴んでいます。


とくにその独特な死生観が高く注目されており、それが伺える名言も数多く残ります。


その中でもとくに印象的なのが、『ただ息をしていればいいのかというと、人生の質というものもあるじゃないですか。それを、何よりも命が大事だというのはおかしいですね』という言葉です。


これは、彼女の遺作であるエッセイ集『死ぬ気まんまん』で語られた名言です。


ガンによる余命宣告を受けながらも、煙草をやめず、ジャガーを買って乗り回し、コンサートにも行く。死を目の前にしても決して狼狽えることなく、自分の人生を自分らしく生き抜いた彼女の日常が、この作品では描かれています。


人生を楽しく充実したものにするには、長生きをするという量的な側面だけでなく、どう生き抜いたかという質的な側面もとても大切です。


周りの環境や人に流されすぎてしまうと、“自分はこう振る舞うべきである”と、自分らしさを見失ってしまうこともあるかもしれません。そんな時は、ぜひこの名言を思い出してみてください。

人とのコミュニケーションの可能性を広げる名言

『外側や条件で人はわからない。一個一個調べないとわからない。一個一個違うからね、一個一個調べるのよ』
何気ない日常に鋭く切り込む一方で、優しくユーモアたっぷりな作風で独自の地位を確立した佐野さん。そんな彼女らしい痛快な語りを存分に堪能できるのが『ヨーコさんの“言葉”』シリーズです。


2014年にNHKの番組として放送されて高い注目を集め、書籍化された同作品。全5巻に収録されたどのストーリーも、鋭い批評眼と飾らない言葉の数々で、私たちの心に深く訴えかけてきます。


『外側や条件で人はわからない。一個一個調べないとわからない。一個一個違うからね、一個一個調べるのよ』という言葉は、第5巻『ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする』に収録された『その2 先入観』の中で語られた名言です。


この話は「で、私、男に対して偏見がある。」という言葉で始まります。彼女が抱く男性に対しての偏見が率直に綴られながらも、ある男性とのコミュニケーションを通じて変化していく心情が描かれています。


この名言は、ストーリーを締める言葉として残されており、個を尊重することの大切さを説いています。


人は、無意識のうちに物事、人に対する先入観や固定観念をもってしまいがちです。それは、自身の過去の経験から得られる教訓でもあり、その感覚が間違っているというわけではありません。一方で、先入観によってもたらされるイメージを捨て、個性を知ることで、意外な魅力の発見や、コミュニケーションの幅を広げることにもつながります。


新たな出会いがあるたび、ぜひ思い出したい名言です。

どんな時も前向きな気持ちにさせてくれる名言

『人はどんな不幸な時も、小さな喜びで生きてゆける。小さな喜びを沢山発見する事は生きる秘訣にちがいない』
その生涯を終えるまで、数多くの作品を世に送り出し続けた佐野さん。受賞歴も多く、絵本、童話、エッセイと、さまざまな作品でその功績が称えられています。


『神も仏もありませぬ』では、2004年に第3回小林秀雄賞を受賞。エッセイ好きのファンには知られた作品となっています。


そんな『神も仏もありませぬ』の作中にでてくる、『人はどんな不幸な時も、小さな喜びで生きてゆける。小さな喜びを沢山発見する事は生きる秘訣にちがいない』という言葉は、つらい出来事と直面したときに思い出したい名言です。


この作品は、「死」や「老い」をテーマに物語が展開されます。「生きるとは?」という問いに対して、ささやかな日常を通して感じる人生の喜びや悲しみ、不安を、彼女ならではの独特な感性で表現しています。


上手くいかないこと、苦しいことがあると、人はマイナスな思考になりがちです。しかし、その場にうずくまり続けても、目の前の現実が変わることはありません。一方で、未来を生きていくうえで、幸せを積み重ねていくことはできます。


日頃から、小さな喜びを発見する習慣をつけておくと良いかもしれません。





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