海外ブランド創始者のおしゃれな名言

心が疲れ気味な時にハッとさせられる名言

『情熱はすべての美の鍵です。情熱なしで魅力的な美など存在しません』

≪クリスチャン・ディオール≫
高級ラグジュアリーブランド「ディオール」の創業者。1905年生まれ、フランス北西部のノルマンディー地方出身。世界恐慌による父親の事業破産、自身のアートギャラリーの経営破綻、母親の死と、様々な不幸に見舞われながらも、芸術に造詣の深い友人たちのサポートを受けて経験を積み、その才覚を表す。
1946年にクリスチャン・ディオールのファッションメゾンを創設。デビューコレクションでは、その革新的なデザインでファッション業界に衝撃を与える。1957年に急死するまでのわずか12年の間で、確固たるディオールブランドの価値を築いた。


クリスチャン・ディオールが語った『情熱はすべての美の鍵です。情熱なしで魅力的な美など存在しません』という言葉は、彼が波乱万丈な人生を送りながらも大成できた所以ともいえる名言です。


困難なことが続くと、常に不安な気持ちになって、自分に自信がなくなってしまいがち。それが時に、同僚や部下への態度や、日々の身だしなみにでてしまうこともあるでしょう。しかし、そういう時にこそ、お仕事に対して抱いてきた「情熱」を思い出してみてください。


その情熱こそあなたの原動力であり、美しさを生み出す源であるはずです。

仕事が忙しく余裕がなくなっている時に思い出したい名言

『心の優雅さがなければエレガンスはない』

≪イヴ・サンローラン≫
高級ラグジュアリーブランド「イヴ・サンローラン」の創始者。1936年生まれ、フランス領のアルジェリア出身。17歳でパリのファッションデザイン学校へ入学。デザインコンクールで最優秀賞を受賞したことをきっかけにクリスチャン・ディオールと出会い、弟子入り。1957年にクリスチャン・ディオールが急逝後、21歳という若さで後継デザイナーに抜擢される。様々な賞を獲得するなど世界から脚光を浴びるも、徴兵や病気などを経て、クリスチャン・ディオール社を去る。
1962年に自身のブランド「イヴ・サンローラン」を創設。斬新なデザインを通して新たな女性のエレガンスを表現し、「モードの帝王」という異名をとった。


イヴ・サンローランが語った『心の優雅さがなければエレガンスはない』という言葉は、ファッションを女性のライフスタイルそのものとして捉える、彼らしい感性が垣間見える名言です。


服装は内面の美しさを映し出す鏡のような存在であると説き、イヴ・サンローランが残した言葉の数々からも精神面を重視していることがわかります。


仕事が立て込んでいると、周りへの気配り、自分自身に対しての意識もおろそかになってしまいがちです。「服装にこそ心の乱れが表れる」ということを自覚し、忙しい時ほど身だしなみから見直してみましょう。

すべての年代の女性たちを励ます名言

『キレイさは年齢的にも損なわれやすいけど、美しさというのは磨けば永遠に手に入るものよ』

≪ココ・シャネル≫
高級ラグジュアリーブランド「シャネル」の創業者。1883年生まれ、フランス・ソミュール地方出身。幼少期に母親を亡くし、孤児院や修道院で育つ。
シャネルブランドの始まりは1910年。パリに帽子店「シャネル・モード」を開店し、上流階級や社交界の女性たちから熱い支持を獲得。徐々にビジネスを拡大し、洋服やアクセサリー、ジュエリー、香水などの販売もスタート。まだ古い慣習や価値観が根付く時代の中で、既成概念を覆す自由なスタイルを提案し、ブランドを確立する。


そんなココ・シャネルは多くの金言を残しており、『キレイさは年齢的にも損なわれやすいけど、美しさというのは磨けば永遠に手に入るものよ』という言葉もその一つ。


ココ・シャネルの人生は、ファッションはもちろんプライベートにおいても、女性としての自由な生き方を体現しています。彼女は華麗な恋愛遍歴の持ち主として知られ、多くの著名人と浮き名を流してきました。そんな、彼女のもとには晩年多くの女性たちが恋愛相談に訪れたといいます。


年齢を理由に美しさへの探求心を止めることなく、仕事も恋愛も情熱をもって向き合ってきたココ・シャネルだからこそ説得力を持つこの名言。


美しくあることを諦めそうになった時に、ぜひ思い出してみてください。