自信をなくした時のカンフル剤に！ポジティブになれる名言

「挑戦」へのためらいを払拭できる名言

『人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したか、ではないだろうか』

≪岡本太郎≫
日本を代表する芸術家。1911年生まれ、神奈川県出身。父親が漫画家、母親が小説家というクリエイター一家で育つ。18歳でパリへ渡り、ピカソの『水差しと果物入れ』をはじめとする様々な芸術作品に触れ、芸術家として生きる覚悟を決める。
長さ30メートル、高さ5.5メートルの巨大壁画『明日の神話』や、1970年開催の大阪万博のシンボル『太陽の塔』など、多くの作品を制作。今もその名と作品は語り継がれている。


『人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したか、ではないだろうか』という名言は、著書「自分の中に毒を持て」の中で岡本太郎氏が語った言葉です。


幼少期から絵を描くことが好きだったという岡本氏ですが、当時は芸術を仕事とするまでの自信と覚悟が持てなかったそう。しかし、パリに渡ってピカソの作品と出会い、「ピカソを超える」という明確な目標・夢を持つようになりました。


岡本氏はこの名言を語る前に、こんな言葉も綴っています。


『挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、挑戦を避けたままでオリてしまったやつには新しい人生などはない』


当時の岡本氏にとって、ピカソは目標とするにはあまりにも偉大すぎる存在だったはずです。『太陽の塔』や『明日の神話』といった、 私たちが目にする栄光以上に、多くの挫折と失敗を経験した でしょう。それでも、夢に向かって挑戦し続けたからこそ、成功を掴むことができたのではないでしょうか。


何かに失敗して自信をなくしてしまっても、目標に向けた努力そのものに価値があります。
課題に対して真摯に向き合い、前を向いて再挑戦してみましょう！

意志がブレそうなときに奮い立たせてくれる名言

『世の人は我を何とも言わば言え　我が成す事は我のみぞ知る』

≪坂本龍馬≫
1835年（天保6年）、現在の高知県にあたる土佐藩で生まれる。1861年に土佐勤王党に加盟するも、翌年に脱藩。勝海舟と出会い弟子となる。勝海舟の片腕として、日本初の商社「亀山社中（のちの海援隊）」の設立や、対立関係にあった長州藩と薩摩藩の関係改善に奔走。1866年には、薩長同盟を成功へと導く。
翌年、大政奉還を企てるさなか京都で暗殺され、その短い人生を終えた。


坂本龍馬が遺した句の中でもっとも有名と言われるのが、『世の人は我を何とも言わば言え　 我が成す事は我のみぞ知る』という言葉。その意味は「世間の人は自分を馬鹿にするけれど、自分の良さは自分だけが知っている」ということです。 泣き虫だった幼少期の坂本龍馬の心情を詠んだ句とされていますが、時代に変革をもたらし続けた彼の人生を言い表した名言ともいえます。


幼い頃から世界へ目を向け大きな野望をもって行動し、時代に名を刻んだ坂本龍馬。彼の考え方は異端として、世間からは白い目で見られたことでしょう。しかし、自分が正しいと思う道、目標へと真っ直ぐに歩むその姿勢は、幼少期からブレずに持っていた彼の信念ともいえます。


仕事をする中で、時として上司や周りの人たちから「不可能」を突き付けられることがあるでしょう。しかし、それを聞いて折れてしまうか、可能性を模索するかはあなた次第です。成し遂げたいという強い意志、行動をもってすれば、周りの評価もきっと変わるはずです。

ポジティブマインドに切り替えられる名言

『あなたの夢は何か、あなたが目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう』

≪ガンジー≫
1869年生まれ、現在のインドのグジャラート州ポールバンダル出身。ロンドンで法律を学び、法廷弁護士の資格を取得。当時イギリス領だった南アフリカに渡り20年以上、弁護士として働く。そこでインド系移民に対する人種差別に遭い、差別撤廃運動を展開する。
1915年にインドへ帰国し、イギリスからの独立運動を牽引。非暴力・不服従をもって訴え続け、1947年のインド独立の達成へと導いた。


ガンジーが語った『あなたの夢は何か、あなたが目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう』という言葉には、インド独立を成し遂げた彼の、目標達成への強い意志が表れています。


その夢は一国の未来を変えるほど大きなものであり、数多の困難を伴うものであったはずです。実際に激しい弾圧を受け、何度も逮捕を経験し、懲役刑も受けています。 しかしながら、ガンジーは非暴力を貫き、自分の信念と強い意志をもって積年の思いを果たしたのです。


仕事は、成功すること以上に失敗を経験することのほうが多いもの。時には自信をなくし、落ち込んでしまうこともあるでしょう。そんな時にこそ、会社、部署、チームで成し遂げたい夢や目標を思い出してください。
まだ成功を掴むための道半ば。目標達成への熱量さえあれば、必ずや成し遂げられるはずです。