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心が奮い立つ「名言集」

「職場の嫌いな人」と働くときに思い出したい名言

アンケート等で、社員が離職する原因の上位常連となっている「人間関係の悩み」。何かしらの嫌悪感を抱く相手と同じ職場で働くストレスは、想像以上に大きいことがわかります。

その一方で、一緒に働く人を簡単に選べないのが会社員の難しいところ。そのため、「いかに職場の嫌いな人と心穏やかに働くか」が、パフォーマンスを発揮するうえで大切になります。

今回は、職場にいる嫌いな人、苦手な人と一緒に働くときに思い出したい名言をセレクトしてみました。ぜひ、明日からのお仕事に生かしてみてください!

「職場の嫌いな人」に不満を覚えたときに肝に銘じたい名言

『誰かを裁きたくなったら、自分に言い聞かせよう 。
“あの人はあれでもベストをつくしているのだ”と。』
≪組織心理学者、作家 マーシャ・シネター≫
1936年生まれ、アメリカ・イリノイ州出身。デポール大学で教育学の学士号を取得後、カリフォルニア州の公立学校で長年教師を務める(最後の5年間は校長位)。その後、ロヨラ大学にて取得したカウンセリング心理学の修士号を生かし、組織心理学者として、企業経営者のためのリーダーシッププログラムを提供する。執筆活動にも積極的で、主に“自己成長とスピリチチュアリティ”をテーマに20冊以上の著書を執筆する。特に、『Do what you love,The money will follow』は、アメリカで100万部を超えるベストセラーとなった。また、魅力的で示唆に富んだコメントが人気を博し、コメンテーターとしても多くのテレビ・ラジオ番組に出演した。2016年没。

「自己実現」の重要性を優しさと熱意をもって説き続けたマーシャ・シネター。仕事の満足感を高め、やりたい仕事で成功するための金言をいくつも残しています。そんな、マーシャ・シネターが、気が合わない人と対峙するうえでの心構えとして語ったのが、

『誰かを裁きたくなったら、自分に言い聞かせよう。 “あの人はあれでもベストをつくしているのだ”と。』という言葉。

人には誰しも、“自分の正しさ”を周りに示したいという気持ちがあります。そのため、“自分の正しさ”を物差しに「あれは正しい」「あれは正しくない」と他人を裁きがちです。
しかし、100人いれば100人の“正しさ”の物差しがあります。正しさの押し付け合いからは建設的な関係は生まれません。

相手を裁いて変えようとするのではなく、「相手は相手で、自分の物差しに沿ってベストをつくしているのだ」と、相手のありのままを受け止める。そんな姿勢で苦手な人と接することの大切さをマーシャ・シネターは説いています。

実は、このマーシャ・シネターの言葉には、『それから、そんな自分を許しなさい』という温かい言葉が続きます。相手を裁かず、相手のありままを受け入れること。もし裁いてしまっても、そんな自分を許し、前を向くこと。

この言葉があれば、嫌いな人とでも、柔らかくしなやかに働ける気がしませんか?

「怒りっぽくて苦手な人」と対峙するときに思い出したい名言

「すぐキレるのは、自分の気持ちを表現する適切な言葉を知らないから」
≪歌手・俳優・演出家 美輪 明宏≫
1935年生まれ、長崎県長崎市出身。長崎市にある中高一貫校、海星中学を卒業後、上京し、国立音楽大学附属高校に入学。その後、父親と絶縁したことから仕送りが止められ、自活するべく同高校を中退する。アルバイト生活を続ける中、シャンソン喫茶「銀巴里」にて専属歌手として契約。歌手としての道を歩み始める。その後、数々の文化人の支持を背景に、シャンソン歌手として一躍人気を博す。1964年に発表した「ヨイトマケの唄」は代表曲となった。
俳優としても活躍し、特に、主演舞台『愛の賛歌〜エディット・ピアフ物語』は、多くの著名人の心を動かし涙を誘ったとされている。

その艶麗な容貌と歌唱力・表現力で長年、芸能の世界で活躍している美輪さん。表現者としてのみならず、25年にわたってラジオ人生相談のパーソナリティを務めるなど、温かく思いやりに溢れたコメントでも人気です。

そんな美輪さんが怒りっぽい人について語ったのが、
『すぐキレるのは、自分の気持ちを表現する適切な言葉を知らないから』という言葉。

怒りっぽい人を前にしたときに、どうしても「あの人は怒りっぽい性格の人だから」と、性格と結びつけて考えがちです。でも、すぐキレる人は性格が悪いわけではなく、自分の気持ちを上手に言葉で表現することができない人なのだと美輪さんはいいます。

同時に、美輪さんは「たくさんの本を読んで言葉を知ればストレスは溜まらない」とも語っています。本を読み進める中で、たくさんの言葉と出会い、自分の気持ちを言葉で表現できるようになると、自分が抱えていた“言葉になっていない感情”を受け止められるようになるからだといいます。

他人に優しい気持ちになれると共に、思わず本を読みたくなる名言です。

「相手の無理解」に怒りを感じたときに気持ちを落ち着かせてくれる名言

「知るチャンスを持てなかった人が“知らない”のを責めない」
≪精神科医 水島 広子≫
1968年、東京都出身。桜蔭高校を経て慶應義塾大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。その後、慶應義塾大学医学部精神神経科での勤務を経て、2000年6月に衆議院議員に当選。2期5年を務める中で、児童虐待防止法の抜本改正などを実現する。
現在は、対人関係療法専門クリニックである「水島広子こころの健康クリニック」院長。慶應大学医学部の非常勤講師も務める。著書も多数執筆しており、「女子の人間関係(サンクチュアリ出版)」はベストセラーとなった。二児の母。

対人関係療法の日本における第一人者として、 心の健康のための情報発信を積極的に行っている水島さん。悩みを抱える人に対する、優しくも深みのある提言が好評を博しています。

そんな水島さんが“上手な怒り方”をテーマとしたインタビューで語ったのが、
『知るチャンスを持てなかった人が“知らない”のを責めない』という言葉。

働いていると、上司や同僚・部下に対して、「こんなことも知らないのか」「よくわかっていないから、そんなことが言えるのだ」と不満を抱く場面は少なくないと思います。

水島さんは、そんなときに、“不勉強で理解のない人”だと相手を責めるのではなく、“知るチャンスを持てなかった人”として、知らないことを教えてあげる姿勢を持つことが大切だと語っています。
また、その際の伝え方として、「怒っています」と怒りの感情をぶつけるのではなく、今自分が何に困っているのか、「困っています」を具体的に伝えることが有効だといいます。

相手の無理解を責めたくなったときに、ハッとさせてくれる言葉です。

構成:Be myself 編集部

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