バービーさん「やってほしいことは細かいタスクで伝えてみて」
キャリアや仕事、人間関係、健康、家族、恋愛…。悩み多き現代女性たちに寄り添う人気企画「お悩み相談室」。今回はお笑い芸人のバービーさんが、夫・ママ友に関するプライベートのお悩みに答えます。
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バービーさん
バラエティを中心に、ワイドショーのコメンテーターやラジオのパーソナリティを務め、著書には講談社「本音の置き場所」に続き、PHPスペシャルで人気連載をまとめた「私は私で生きていく」を出版。
自身のYouTube「バービーちゃんねる」は登録者数29万人を超え、地元の町おこしやピーチ・ジョンとのコラボ下着をプロデュースし話題になるなど、多岐にわたり活躍中。
片付けられない夫に変わってほしい
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バービーさんの回答「衛生概念をすり合わせ、タスクを提示してみて」
これは私も耳が痛いのですが…。私は夫にかれこれ何年も「ズボンとタイツと下着を一気に脱いでそのままにするのをやめて」と言われ続けてきています。やらかしてしまう側の立場からすると、正直、害がないと思っているから、直す気がないんですよね。「昔はやってくれたしいいじゃん」って思ってしまっている。夫さんもたぶん「片付けなくてよくない?」って思ってるのではないかと察します。
それって、「片付けたくない」というより、衛生概念の違いなだけな気がするんですよね。だから「片付けてほしい」という前に、それぞれの衛生概念をすり合わせることから始めたらいいんじゃないかな。その上で、片付けるためには、何をする必要があるのかという行動をタスクとして明示してあげる。細かく伝えた方が良いのかなと思います。恐らく「この辺片付けておいて」だけだと、全く伝わっていない。「これをここにしまって、ここをこう拭く」というところまで落とし込んだら、夫さんにも「ここまではできた」「ここからはできていない」と把握してもらえると思います。
ちなみに先日、私は夫から「放置されたあなたのパンツとタイツとズボンを剥がす時、僕は何をしているんだろう…と虚しくなる」と言われ、いよいよ変わらないとマズイ! と危機感を抱きました。これまでは夫に甘えていたけど、少しずつ直していこうという気持ちになっています。だから、「いよいよだぞ」という鬼気迫るオーラをまとって夫さんに片付けてほしいことを伝えるのも効果的かもしれません!
ママ友からのマウントのかわし方
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バービーさんの回答「相手はマウントだと思っていない可能性が大」
これは私も反省すべきことなのですが…。相談者さんがイラっとされているママ友は、もしかしたら嫌味を言うつもりではなく発言している可能性があるかと思います。なぜなら私もこの手の失言をしてしまいがちなので…。
例えば私の場合、子どもが同じ月齢のママさんたちと会って「うちはこの時間にはそろそろ眠くなるんだよね~」という会話をしたことがあって。その後、その中にいた一人のママさんが子どもの睡眠にすごく悩んでいたことを知ったこともありました。お相手からしたら私の発言って、マウントに感じたかもしれないなと。特に子どもの成長の話って日常会話のつもりが、受け取り手からしたらマウントに感じたというすれ違いってあるあるで。
なので、一番は真に受けないこと。というか真に受ける必要は無いと思います。ほとんどの場合、相手に悪気はないのだから。
ただ、たしかに言葉の端々が気になる方はいますよね(笑)。そういう場合、無理して付き合う必要はないですよ。どうしても関わらなければならないなら、楽しい会話だけするように心がけるしかないかなと思います。
【回答まとめ】
・夫に行動を改めて欲しい時、タスクに落とし込んで伝えると、伝わりやすい
・夫の悪い癖は、「いよいよまずい」と危機感を抱いてもらえる変わるかも
・特にママ友同士は、相手に悪気が無くてもマウントと感じるすれ違いはよくある